「クラウド」って結局何のこと?
「クラウドに保存する」「クラウドサービスを使う」という言葉をよく耳にしますが、「クラウドって何?」と聞かれると答えられない方も多いはずです。
クラウド(クラウドコンピューティング)とは、インターネットを通じてサーバーやストレージ、ソフトウェアなどを利用するしくみのことです。
昔はデータの保存や処理を「自分のパソコン」や「自社のサーバー」で行うのが当たり前でした。クラウドの登場で、それをインターネット越しに外部のサービスに任せられるようになりました。
身近なクラウドサービスの例
実は私たちはすでに日常的にクラウドを使っています。
・Google ドライブ・OneDrive・iCloud:写真やファイルをインターネット上に保存するサービス
・Gmail・Outlook:メールをクラウド上で管理するサービス
・Netflix・Spotify:動画・音楽をクラウドから配信するサービス
・Zoom・Google Meet:クラウド上でビデオ会議を行うサービス
これらはすべてクラウドサービスです。自分のパソコンにソフトをインストールしなくても、ブラウザやアプリからインターネット経由で使えます。
クラウドを使うメリット
どこからでもアクセスできる
インターネットに繋がっていれば、自宅でも職場でもスマホからでもデータにアクセスできます。USBメモリを持ち歩く必要がなくなります。
自動でバックアップされる
クラウドにデータを保存しておけば、パソコンが壊れてもデータは消えません。自動的にバックアップが取られるので安心です。
複数人で共有・共同作業ができる
Google ドキュメントのように、複数人が同時に同じファイルを編集できます。チームでの作業効率が大幅に上がります。
必要なときに必要な分だけ使える
クラウドのサービスは使った分だけ料金を払う「従量課金」が多いです。自社でサーバーを用意するより、コストを柔軟にコントロールできます。
クラウドを使うデメリット
インターネットがないと使えない
クラウドはインターネット接続が前提です。通信障害や停電があると、データにアクセスできなくなることがあります。
セキュリティへの注意が必要
クラウド上のデータは適切な設定をしないと外部に漏れるリスクがあります。パスワード管理や二段階認証の設定が重要です。
企業でよく使われるクラウドサービス
AWS(Amazon Web Services)
Amazonが提供する世界最大のクラウドサービス。WebサイトやアプリのサーバーとしてAWSを使っている企業は非常に多いです。
Google Cloud
Googleが提供するクラウドサービス。AIや機械学習の機能が充実しています。
Microsoft Azure
Microsoftが提供するクラウドサービス。Office 365などのMicrosoft製品との相性がよく、企業での導入が多いです。
よくある質問
Q. クラウドとサーバーは何が違う?
A. サーバーはデータを処理・保存するコンピューターのことです。クラウドはそのサーバーをインターネット越しに提供するしくみ・サービスのことです。クラウドの中にサーバーがある、というイメージです。
Q. クラウドに保存したデータは安全?
A. 大手クラウドサービスは高いセキュリティ基準を持っています。ただし、利用者側のパスワード管理や設定ミスによる情報漏洩は起こり得るため、適切な設定と管理が必要です。
まとめ
・クラウドはインターネット越しにサーバーやサービスを使うしくみ
・Google ドライブやGmailなど、すでに日常的に使っている
・どこからでもアクセスできて、バックアップも自動
・インターネット接続が前提で、セキュリティ設定に注意が必要

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