エンジニアの会話、略語だらけ問題
エンジニアと話していると「APIで叩いて」「DBに入れて」「CSSが崩れてる」など、略語が飛び交います。IT業界に入ったばかりの方や、エンジニアと協力して仕事をする非エンジニアの方には、最初はまるで別の言語のように聞こえるかもしれません。
この記事では、エンジニアがよく使う略語・用語を厳選してわかりやすく解説します。全部覚えなくても大丈夫です。よく出てくるものだけ押さえておきましょう。
Web・システム系の基本用語
API(エーピーアイ)
Application Programming Interfaceの略。異なるシステム同士が情報をやり取りするための「窓口」のこと。「APIを叩く」は「APIを使ってデータを取得・送信する」という意味で使われます。
URL(ユーアールエル)
Uniform Resource Locatorの略。インターネット上のページやファイルの住所のこと。ブラウザのアドレスバーに表示される文字列です。
HTTP / HTTPS(エイチティーティーピー / エス)
HyperText Transfer Protocolの略。Webページを表示するときにブラウザとサーバーが通信するためのルールです。HTTPSの「S」はSecureの意味で、通信が暗号化されています。
DB(ディービー)
Databaseの略。データを整理して保存しておく仕組みのこと。「DBに保存する」「DBから取得する」のように使います。
SQL(エスキューエル)
Structured Query Languageの略。データベースからデータを取り出したり、追加・変更・削除したりするための言語です。
開発・作業系の用語
バグ
プログラムの誤りや不具合のこと。意図しない動作が起きるときに使います。「バグを直す」ことを「デバッグ」と言います。
デプロイ
作ったプログラムをサーバーに配置して、実際に使える状態にすること。「デプロイする」「本番にデプロイした」のように使います。
ローカル / 本番(ほんばん)
ローカルは自分のパソコン上の開発環境のこと。本番は実際にユーザーが使っている公開環境のこと。「ローカルでは動くのに本番で動かない」はよくある悩みです。
リファクタリング
プログラムの動きを変えずに、コードを読みやすく・整理し直すこと。「機能は同じだけど中身をきれいに書き直した」状態です。
レビュー
他の人が書いたコードを確認・チェックすること。品質を保つために行います。「コードレビュー」「PRレビュー」のように使います。
インフラ・ネットワーク系の用語
サーバー
Webサイトやアプリのデータを保存・管理して、ユーザーのリクエストに応答するコンピューターのこと。
クラウド
インターネット経由で使えるサーバーやストレージのサービスのこと。AWSやGoogle Cloud、Azureが代表的です。「クラウドに上げる」は「クラウドサービスに保存・公開する」という意味です。
IP アドレス
インターネット上のコンピューターの住所のこと。「192.168.1.1」のような数字の並びで表されます。
SSH(エスエスエイチ)
Secure Shellの略。ネットワーク越しにサーバーを安全に操作するための仕組みです。「SSHで繋ぐ」はサーバーにリモートでログインすることを意味します。
フロントエンド・バックエンド
フロントエンド
ユーザーが実際に見る・操作する画面側のこと。HTML・CSS・JavaScriptが主な技術です。
バックエンド
ユーザーからは見えない、サーバー側の処理のこと。データベースへの保存・取得、計算処理などを担当します。
フルスタック
フロントエンドもバックエンドも両方できる開発者のことを「フルスタックエンジニア」と呼びます。
よく使われるその他の略語
・UI(ユーアイ):User Interface。ユーザーが操作する画面・インターフェースのこと
・UX(ユーエックス):User Experience。ユーザーの体験・使いやすさのこと
・MVP:Minimum Viable Product。最小限の機能だけを持つ試作品のこと
・LGTM:Looks Good To Me。「問題なさそう・OKです」という意味でコードレビューでよく使う
・TBD:To Be Determined。「未定・後で決める」という意味
まとめ
エンジニア用語は一度に全部覚えようとしなくて大丈夫です。会話の中で出てきたときに「これはどういう意味?」と調べながら少しずつ覚えていくのが自然な上達法です。
この記事を辞書代わりに使ってもらえると嬉しいです。

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